ティアーズ・トゥ・ティアラ / AQUAPLUS

『CLAYMORE』 14巻感想 絶望的な状況の前にクラリスは・・・?
2008-05-10 Sat 18:56
「どう?芸術的だと思わない?」
圧倒的な強さの覚醒者「鮮血のアガサ」を前に絶体絶命のクラリスたち。追い詰められたクラリスがとった行動とは・・・?ガラテア討伐編もクライマックスに近づいてきました、『CLAYMORE』14巻感想です。ネタバレ注意。
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八木 教広

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元ナンバー2の覚醒者「鮮血のアガサ」。巨大で禍々しい本体と、その上にぽつんとある女性の全裸体のバランスが妖艶で不気味です。本作ではおなじみとなってきた触手を使った攻撃もかなりハードで残酷なものばかりでした。月刊誌だからできるクオリティです。週刊じゃ絶対無理でしょうね。

ガラテアはアガサに気づいていたようです。アガサ討伐のために自らを囮として、強い戦士を集めようという作戦だたよう。アガサもアガサで、食べる人間の量を抑えるなどして隠れて生きてきたところや、その戦い方を見てもかなり狡猾で賢いのがわかります。

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人と町を守りたい・・・組織の秘密を知って人間として生活していく中でガラテアも変わっていったようです。以前も、クレアたちを見逃したりとクレイモアとしては人間臭い感情を持っていたガラテアですが、それがさらに際だってきています。クレアやたちの思想にかなり近いものがありますね。しかしながら、ガラテアのキャラとしての印象は強いなぁと、この台詞を見て思いました。目を潰してしまったことで前の美貌(?)は無くなったものの、内面的なカッコよさや美しさではやはりこの作品の中でもトップクラスだと思います。ガラテアかっこいいよガラテア。

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そしてこの巻での(これからの?)キーとなる、ミアータとクラリス。この二人とも、新章のスタートを飾るにふさわしい良いキャラだと思います。ミアータの幼児性も、若干プリシラに近いものがありますが、そこはこれからプリシラと対比していく点として面白そうですね。まぁプリシラの場合は単に壊れているだけ、と言えるかもしれませんが。ミアータが「ママ」と呼ぶ姿を見て、プリシラが激昂したり、といった場面が見れそうです。

一方クラリスですが、途中までの駄目っぷりにやられましたね。ミアータを怖がったり、妖気がすごい低かったり、自信なさげな態度だったり、自分からはビビッて戦わないところだったり。とにかく読んでいて「ああ、こいつは駄目なやつだわ」と思ってしまいました。なので、アガサを目の前に対峙して、泣きながら逃げ出した時は、心の底から「マジで逃げたな」と思ってしまったわけですよ。

そしたら、次のページではアガサに斬りかかってるじゃないですか(笑)よく考えれば、あそこでだまし討ちする展開なんて読めていたのに、クラリスのあまりに駄目なイメージが強かったためにまんまとひっかかってしまいました。作者さんの思惑通りというところでしょうか、上手い演出ですな。

その後のミアータとのやり取りはベタながらも感動的でした。どこか不純だったミアータとクラリスの関係も、これで本当の親子のようになりましたね。これからはミアータ、クラリスともに、互いに成長しあっていくことでしょう。見ものです。

北の邂逅(EXTRA SCENE3)

プリシラとイースレイが如何にして主従関係へとなったのか、その理由が描かれてます。さしより、乳首が描かれてないことに少し落胆(蹴 覚醒体となったプリシラならばOKみたいですが、どうせなら人間状態でも描いてほ(ry

内容については、リガルド弱〜!プリシラ強〜!イースレイ強〜!プリシラ激強〜!!って感じでしょうか。さして深く読み取るところは無かったような。重要なのは、この次の番外編です・・・

錆なき覚悟(EXTRA SCENE4)

クレアがテレサの血肉を受け継ぎ、一人前の戦士へとなったいく過程が描かれた番外編ですが、これはかなり重要だと思います。今まで不鮮明だった「組織」そして「クレイモア」についての謎が明かされているのと同時に、「妖魔」と「組織」の関係についての重要な伏線になっていると思います。

気になるのは、妖魔が「訓練生ってのは・・・・妖気も姿も隠すのが下手でいけねぇ・・・」と発言していること。これは明らかに、この戦闘がクレイモアの試験であること、つまりはこの妖魔が組織とつながりがあることを示唆していますね。

実を言うと、本誌のほうで連載されているのをおっかけて読んでまして、この次の巻で語られるであろう超絶急展開を知っているんですが、それにつながってきそうです。


ということでクレイモア最新刊の感想でしたが、やっぱ面白いですね、この漫画。最近のジャンプ作品に見られるパワーインフレや人命の軽さなどが見られませんし、戦いに緊張感がありますね。番外編を使ったストーリーの見せ方も良いですし、少年漫画としては抜きん出ていると思います。おそらく次巻では、びっくり仰天な事実が明かされると思いますので、期待して待ちたいと思います。

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クラリスとミアータは、クレアとテレサの影なのかな〜と漠然と感じていました。
ちょうど立場が逆になったような感じですね。
いずれにせよ、新旧47番の出会いで物語がどう変化するのか楽しみです。

実は私も、ちょっとフライングして本誌読んでしまいました。
何というか……激動の15巻が楽しみで仕方ありません。どうなるんだ、一体?
2008-05-10 Sat 20:47 | URL | SEN #-[ 内容変更]
>>SENさん
TB&コメントありがとうございます^^

本誌のほう読まれましたかぁ!すごい展開でしたよね!!まったく先がよめませんよね。

クラリスとミアータの関係をテレサとクレアに置き換えるのは鋭いですね、良い視点だと思います。

とにかく、これからに本当に期待が高まりますね。よかったらまた次巻でもお世話になります^^
2008-05-11 Sun 00:20 | URL | マロン #-[ 内容変更]
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