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主人公相川摩季は、都内の戸的(とまと)高校に通う一見普通の女子高生である。しかし、ストリートファイトの世界では、「エアマスター」の異名を持ち、空中戦を得意とする最強の女子高生なのだ。
本作品ではコギャルを含む個性的な仲間たちとの友情、次々と現れる極めて個性的なライバルたちとの出会い・戦いの遍歴が描かれる。一瞬の充足に全てを賭けてストリートで戦い続ける摩季。真の強さとは何か? その先には何があるのか?(
wikipediaより一部引用)
体操選手として挫折した主人公・マキは、自分を見失い彷徨っていたところ、偶然ストリートファイトの場に遭遇する。桁外れな運動能力と、体操で得た空中戦の才能から、ぐんぐんストリートファイターとしての頭角を現していき、その華麗な空中殺法から「エアマスター」の異名で畏れられるようになる。そんなマキが、周りの友達との友情や強敵との戦いで成長し、真の強さへとたどり着く様を描いたウルトラ・ハイテンション・女子高生・格闘マンガ。
今なら『ハチワンダイバー』でおなじみの「柴田ヨクサル」先生の作品と言えばわかるかも。まぁハチワンを読んだことある人ならばわかるかもしれないけれど、も〜う、半端ない。とにかく、半端ない。いや、半端ねぇ。
キャラについて、アクションの描写について、ストーリーについて・・・。そんな、「普通のマンガ」らしいコメントをするのがすごく嫌なマンガ。なんというか、飛びぬけている。そこらのマンガとは一線を画す魅力がある。
長文を駆使し、このマンガの魅力を全て語って、是非多くの人に読んで欲しいという気持ちもあるけれど、それはこのマンガらしくない!もっと簡潔に伝えたい!!・・・・ああ、なんという板ばさみ!でもあえて後者の「簡潔」でいかせて頂く!!
ということで一言で魅力を伝えるならば、
高揚感。読んでいて叫びだしたくなるような、走り出したくなるような、誰でもいいから戦いたくなるような、立ちふさがる壁をぶっ壊したくなるような、そんな言い知れぬ高揚感を、読みながら感じる。少なくとも、私は感じた。
それは柴田ヨクサルワールド全開な奇妙なセリフのせいかもしれないし、ダイナミックなバトルシーンのせいかもしれないし、飛びぬけて個性的なキャラのせいかもしれないし、常識が通用しない展開のせいかもしれない。でも、それが何だっていい、読んでいて熱くなれる、楽しめる、力が沸いてくる。それでいいじゃないか。
確かに序盤は盛り上がりに欠けた。中盤勢いが停滞したかもしれない。絵柄がどんどん変化していったのもわかる。ところどころ不可解な部分もあった気もする。終盤に至っては物理法則すら無視されていた。今回の評価に疑問を抱く人も多いかと思う。それでも、私は自信を持って100点満点をつける。それだけの感動と興奮を、私はこの作品からもらった。
『ハチワンダイバー』で満足してるそこの貴方。今すぐ古本屋にGOして全巻買っちゃいなさい。これを読まずして「ハチワン」の熱さは語れない。世間では諸説いろいろあるけれど、個人的には超傑作です。
【作品データ】
作者 :柴田ヨクサル
出版社 : 白泉社
掲載誌 : ジェッツコミック
発表期間: 1997年 - 完結
巻数 : 全28巻
コミックの購入はブックオフがお薦め。安いです。


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